デコポンポンカン柑橘類

心の宝石箱にしまっておきたい思い出

期待を抱いての出会い➂

バイト先の送別会。卒業する年の先輩方中心だと聞いて「先輩来るかな〜」なんて期待を抱いて参加。

一次会の終わり頃に先輩は来た。そのまま二次会へ行ったけど先輩と席は全然遠かった。けど話の途中で家が近いという話になり「俺とakちゃん同居してるから!」遠くから話に入ってきてそんなジョークを言ってくれる先輩が好きだった。


解散後、「専属ボディーガードだから姫を家まで送る!」なんて素敵なジョークを言ってくれてまた一緒に帰った。さらっと危ない方を歩いてくれたりするところとかに、あぁモテる人なんだろうなと思いつつやっぱり好きになっちゃうな〜、なんて思っていた。家の前まで送ってくれた後「次は違う人に送ってもらうんだよ」と言われた時にそんなこと言わないで、とぎゅんとした気持ちになった。単なる近所の気さくなお兄さんとしてではなく本当に好きになってしまった。「うう〜ん」としていたら「ほら他の人にLINE教えてもらったりできるしさ」と言われて思い切って「今教えてもらってもいいですか」と訊いた。快く教えてくれたから、心臓が飛び出そうだったけど舞い上がったな。

家に着いたら先輩から「また飲みに行きましょう!」とLINEが来て、喜びながらお礼の返信をした。